1995-03-06 第132回国会 参議院 予算委員会 第8号
○峰崎直樹君 ちょっと経済企画庁の方にお聞きしたいんですが、昨年までの円高でも、今のあの円レートでは日本の経済というのはもう大変だ、むしろ赤字輸出しているんだと。ひょっとしたらダンピングで提訴されても仕方ないというふうな、そういった調査をされたような経過はございませんでしょうか。長官、もしおわかりになれば。
○峰崎直樹君 ちょっと経済企画庁の方にお聞きしたいんですが、昨年までの円高でも、今のあの円レートでは日本の経済というのはもう大変だ、むしろ赤字輸出しているんだと。ひょっとしたらダンピングで提訴されても仕方ないというふうな、そういった調査をされたような経過はございませんでしょうか。長官、もしおわかりになれば。
それからもう一つは、輸出ということなんですが、輸出をすれば、赤字輸出ということに実際はなるんでしょうからいろいろ問題はあるんでしょうけれども、それでも倉庫の中に過剰在庫をいつまでも抱えておくということはそれなりに、特に新しい会社になれば問題だというふうに思いますから、そういう意味では、この過剰在庫をどう解消していくのか、積極的な計画といいますか、そういうものを公社は出して、その方向に向けて対応していくべきだというふうに
確かに輸出はされているが、本当に赤字、出血というのですか、そういうような赤字輸出をしているのだ。こういう状況というものをやはり十分に理解をしていただかぬと、数字だけでは私は問題があるのじゃないか。
それから第二番目なんですけれども、いろいろ述べられましたが、農家にどういうメリットがあるかということで、実は国際的な競争力の問題を全農さんも大変心配されておるようですけれども、肥料業界の方のお話ですと、いままで輸出赤字、輸出分の赤字とは切り離して内需の価格は考えてきたと、こういうお話をされております。
円高によって企業は減量経営を強化し、コストダウン、下請へのしわ寄せ、赤字輸出等によって生き延びる懸命な努力をしております。かかる状態は不況受け入れ体制であって、景気回復の底固めにはなっても景気上昇には役立ちません。この減量経営に対して、政府側、すなわち公経済部門の事業規模約二兆五千億円の補正予算では、国内需要の振興によって円高影響を解消することはとうていできないと思います。
現実に過剰設備の圧迫が一番大きくかかっているところが輸出でございまして、いわば赤字輸出をせざるを得ないキャパシティーを保有しておるというところに合成繊維産業の構造的な問題としては一番重点があるわけでございます。
○中野明君 あなたはこの席でたびたび二百四十円でももうほとんどの業種は赤字輸出を余儀なくされている、こういうことを繰り返して述べておられますが、いま二百二十円台に入ってきたのですから、その状況から言えば、まさに壊滅的な打撃を受ける危険があるわけです。ですから、これはもう緊急を要する問題でして、調べているとおっしゃっているわけですが、具体的にどういう対策を今後とろうと考えられるのか。
それから国内の需要がまだ回復いたしませんので、国際競争力がありませんので値上げできない、こういう業種もあるんですが、そういう業種も一定の操業率を維持するためには赤字輸出、出血輸出というものを続けておる、こういうことが総合されまして現在のような状態になっておるわけでありますが、ただ何しろ五十二年度は数量は五%、五十三年度は数量的には横並びと、こう想定をしておりますので、私どもは何とか適当な水準で円が安定
「国鉄技術陣としては赤字輸出はしたくない。本家の国鉄がかぶることは困る。そこで物価上昇の説明をしている」。それしか手がない。材料が一九七〇年九月、一九七三年七月から十月、これは車両屋さんが材料を買う時期である。国鉄の予算上では六ないし七%上がっている。私鉄は八%上がっている。これを利用されて、このくらい程度の値上げを見込んでこれを複利計算でぶっかけた。そうして五八八〇という数字を出した。
したがいまして、企業会計上の計算ではりっぱな黒字輸出であっても、生産設備の再生産費から計算すると、実質は赤字輸出である場合もあるのではないか。 それと、もう一つは公害ダンピングであります。企業が当然負担しなければならない企業の公害防止に対していままでその設備を怠って、それで生産費が低廉で済んだと、この面があるのじゃないかと思います。
特に、もし将来、赤字輸出の欠損を内需に転嫁せざるを得ないような状態に追い込まれたときに、政府としてはイギリスや西ドイツで行なっているといわれる農民に対する肥料買い入れ等の補助あるいは内需出荷についてのメーカーへの補償制度、これを実施する決断があるかどうか、これをお伺いして質問を終わりたいと思います。
○武内五郎君 赤字輸出の欠損を内需に転嫁させないという一つの方法に、イギリスや西独でとられておりまする農民に対する肥料買い入れについての補助あるいは肥料生産について農民に対する出荷の場合に工場に補償するというような補償制度が諸外国でとられておるようでありまするが、そういうような前向きの姿勢で肥料対策というものは考えられないかどうか、お伺いします。
そういった点で、シベリアに全然関係のないミカンの検査をシベリアでやるというのもおかしな話でありますし、アメリカの場合は民主主義の国家でありますから、やはりどうしても業界の意見が非常に強いということで、なかなか政府もやりにくい点があるかもしれませんが、やはりこれは大臣として、ひとつあらゆる機会に外交交渉を通じましてこういうのがスムーズにいくように、また、この間において赤字輸出をもって端緒を開いていくという
この表を見ますると、工場出し値が六万円ということになっており、輸出のFOB価格が六万五千円とこういうことであれば、いわゆる赤字輸出ではない。この六万円という工場出し値は真実性のあるものであるかどうか。
それから貿易自体が、いまのように国としての貿易収支は黒字であっても、個々の企業者の内容が黒字であるのか、とんとんであるのか、赤字輸出であるのかということは大きな問題であって、ただ貿易収支のしりだけを見て喜んでおっては、国内経済の上に対する影響というものはあまりつかめない。ですから貿易が引き続き好調であると同時に、輸出していく人たちも、やはり少なくも赤字輸出はしない。
こういうことは、逆を言えば、赤字輸出ということが、幾ら安くても、幾らたたかれてもいい。とにかくこの特需に飛びつかなければ、いま会社は命取りになってしまう、こういうことが私はあると思うのですよ。ですから、横浜参りをして、そのためにはやはりアメリカの兵隊さんに、あるいは二世の通訳に快く思われなくちゃいかぬ。しかも、ほかのAという会社がたとえば十ドルのものならば、Bの会社は七ドルで受けなきゃいかぬ。
ただ、輸出が好調でありながら、それが黒字輸出じゃなくて赤字輸出であるということであれば、これは輸出そのものが伸びておっても、やはり日本経済に影響するのですから、その点われわれは非常な注意をしてまいらなければならぬと思います。
○白木義一郎君 輸出マージンが低いとか、あるいは赤字輸出であるとかいうのは、どうしても国家的な立場で海外市場を獲得しなければならない。しかし実際はその急激な設備投資によって、企業が金利の負担が非常に重くなってきている、製品はどんどんつくらなくちゃならない。
たとえば注文のロットが大きいとか、それから操業度を維持していくことによるコストダウンとか、あるいは現金決済であるとか、そういうような取引上の好条件もございますので、いま御指摘の品種が直ちに赤字輸出だ、これはもう企業にとってマイナスだと、こういうふうにはいかないんじゃないかと思うのです。やはり品種別に検討する必要がある。